2015年 02月 12日
古琴の漆工房 |
この冬、台湾を訪れる機会があり、古琴の工房を見せていただきました。
古琴は中国、三国時代からある楽器で、形を変えずに現役で使われている7弦の琴です。
塗装には漆が使われていました。
これは木地に下地をつけた状態。
日本で使う漆の下地と似た感じでした。
これは出来上がった本体かな?
この粉は鹿の角粉で、日本では磨きの作業でもっと細かいものを使いますが(私は呂色磨粉という人口の粉を使い磨くので角粉は使ったことないですが)、こちらでは下地の粉、日本でいうところの地の粉として使われています。
琴の裏側。
透漆を塗られています。
こちらは隣の部屋の木地室。木工作業もここで。
琴の表面。朱色からところどころ黒い漆を研ぎ出しその上から透漆を塗られています。
古琴はこのように演奏されます。
手の使い方で様々な表現ができ、同じ曲でも奏者によって表現の仕方がとても違うようです。
今回の旅では古琴に魅了されました。
映画、レッドクリフで周瑜と孔明が弾く古琴は漢の魏朝の古曲で”広陵散”という曲のアレンジだそう。
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うるしの教室/漆甲舎
火曜日、木曜日、土曜日
9:30〜12:30 . 13:00〜16:00
大阪市北区天神橋2-4-3 大工町共栄ビル4F
mail : shikkousya@gmail.com
http://www.facebook.com./shikkousya
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古琴は中国、三国時代からある楽器で、形を変えずに現役で使われている7弦の琴です。
塗装には漆が使われていました。
これは木地に下地をつけた状態。
日本で使う漆の下地と似た感じでした。
これは出来上がった本体かな?
この粉は鹿の角粉で、日本では磨きの作業でもっと細かいものを使いますが(私は呂色磨粉という人口の粉を使い磨くので角粉は使ったことないですが)、こちらでは下地の粉、日本でいうところの地の粉として使われています。
琴の裏側。
透漆を塗られています。
こちらは隣の部屋の木地室。木工作業もここで。
琴の表面。朱色からところどころ黒い漆を研ぎ出しその上から透漆を塗られています。
古琴はこのように演奏されます。
手の使い方で様々な表現ができ、同じ曲でも奏者によって表現の仕方がとても違うようです。
今回の旅では古琴に魅了されました。
映画、レッドクリフで周瑜と孔明が弾く古琴は漢の魏朝の古曲で”広陵散”という曲のアレンジだそう。
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うるしの教室/漆甲舎
火曜日、木曜日、土曜日
9:30〜12:30 . 13:00〜16:00
大阪市北区天神橋2-4-3 大工町共栄ビル4F
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by shikkousya
| 2015-02-12 01:06